ItalianoEnglishRU日本語

MI RACCOMANDO

/mi rakkoˈmando/

すでに分かっている助言を、「ここからはあなたの責任」に変えるイタリア語のひと言。

MI RACCOMANDO

一見すると

別れ際に愛情を込めて言う、ちょっとした注意やアドバイス。

本当の意味

あなたが何をすべきか分かっていることは、こちらも分かっています。それでも言います。これで責任は正式にあなたのものです。

「Mi raccomando、いい子にしてね」「Mi raccomando、暖かくしてね」「Mi raccomando、着いたら連絡してね」

返事は必要ありません。新しい情報である必要すらありません。

課題と責任と、ほんの少しの罪悪感を同時に渡す表現です。

使い方

イタリアのお母さんは、この表現の自然な生息地です。

子どもはリュックも靴もおやつも連絡帳も持っています。学校の場所も知っています。9月から毎日通っています。

母親は出ていく子を見て言います。「Mi raccomando」

何を? 全部です。

いい子にする。先生の話を聞く。上着をなくさない。おやつを食べる。家族がいることを忘れない。

大人同士でも完璧に機能します。「お客さんは10時に来る。Mi raccomando」。「何を?」とは誰も聞きません。聞いた時点で少し不安です。

読み解き方

イタリア人が「mi raccomando」と言うとき、大事なのはしばしば言わなかった部分です。

つまり「私が何を期待しているか、あなたはもう知っている。そして、あなたが知っていることを私も知っている」。

二語。新情報ゼロ。責任は100%。Mi raccomando.

ひとつ知れば、またひとつ。

イタリアの不思議をまたひとつ発見。まだまだあります。

テーマから探す

人間関係家族

こちらもおすすめ

イタリア人の事情をのぞき見るのは楽しかったですか?

Allora. は無料で、これからも無料です。もっと新しいことを学べるよう応援したいなら、共犯者になれます。

共犯者になる →

ときどき、新しい言葉を。

メールアドレスを登録すると、Allora. に新しい項目が公開されたときにお知らせします。