一見すると
場所を示す表現。
誰かがあなたに「あっちへ行って」と言っているように聞こえます。
本当の意味
ところが実際には、ほとんどの場合、どこかへ移動する必要はありません。
Ma va là! は、イタリア語では言葉が文字どおりの意味を離れても、まだちゃんと意味を持ち続けることを示す典型的な表現です。
驚きや疑いを表したり、褒め言葉を照れながら否定したり、心配を軽く受け流したり、相手の発言に反論したり。場合によっては、相手を少し乱暴にあしらうこともできます。
面白いのは、使う言葉はいつも同じだということ。
変わるのは声の調子、表情、最後の a をどれくらい伸ばすか。そして、イタリアではよくあることですが、手の動きです。
笑顔で言う ma va là! は、かなり親しみのある響きになります。
少し笑いながら ma va là… と言えば、日本語なら文脈によって「またまた」「そんなことないよ」「いやいや」に近い感じ。
一方、短く強い MA VA LÀ! に、どこか遠くを指す腕の動きまで加わると、「行き先」という本来の意味が急に重要になってきます。
使用例
— 今朝10キロ走ったんだ。
— Ma va là!
まさか!/またまた。
— そのジャケット、すごく似合ってるよ。
— Ma va là…
いやいや、そんなことないよ。
— 彼、怒ったと思う?
— Ma va là.
大丈夫だって。
— イタリア人って毎日パスタを食べるんでしょ。
— Ma va là!
そんなわけないでしょ!
— 信じて。何をしてるかちゃんと分かってるから。
— Sì, ma va là.
はいはい、もういいって。
覚えておくこと
イタリア人に ma va là と言われても、すぐにどこかへ行こうとしないでください。
まず、その人の顔を見ましょう。
