一見すると
運動と食事管理を続けて手に入れる健康的な体。
実際のところ
イタリアでは、まずジムに入会する。次に高機能シューズとスマートウォッチを買う。ジムへ行くかどうかは、その後の問題だ。年会費を払えば、運動したい気持ちだけはいつでも維持できる。
よくある場面
「月曜から本気を出す」。どの月曜日かは決まっていない。「今日は休養日」。最後に運動したのは二月。「ランニングシューズを新調した」。まだカフェまでしか走っていない。
読み解く鍵
ジムは会員が来なくても存在する。定期的に引き落とされる会費は、筋肉よりも罪悪感によく効く。体を鍛えるには努力がいる。会員になるだけなら数分で済む。
