一見すると
短い散歩。
本当の意味
歩くためではなく、話し続けるため。
イタリア人に「二歩ほど歩こう」と誘われても、距離を気にしないでください。200メートルかもしれないし、5キロかもしれません。
そもそも距離は重要ではありません。イタリアでは、話すために歩きます。
夕食後、コーヒーの後、アペリティーヴォの後。終わらせたくない時間を少し延長するために、Facciamo due passi? が出てきます。
目的地すらないことも多い。角を曲がり、広場に出て、知り合いに会い、ジェラートを買い、気づけば出発地点に戻っています。
イタリアの街に広場、海沿いの遊歩道、ポルティコ、旧市街が多いのは偶然ではありません。そこは移動空間であると同時に、人間関係の舞台です。
読み解く鍵
イタリア人にとって散歩は場所へ到達する方法ではなく、時間をもう少し続ける方法です。
